最新ドックフードランキング

その他

犬もゴーヤを食べて大丈夫!与える際の注意点とは?

facebook twitter LINE

栄養豊富な夏野菜といえば、「ゴーヤ」です。ゴーヤは人間の体にとっても良い作用がたくさんあり、犬に与えることもできます。犬に与えても人間同様の作用があります。ただ、犬にゴーヤを与える際にはいくつか気をつけなければならないこともあるので、注意が必要です。

ということで今回は、ゴーヤの持つ栄養が犬の体にどのような作用をもたらすのか、また、どのように与えるのがいいのか、ということを紹介していきます。

ゴーヤにはこんな健康効果が期待できます!

 

ゴーヤをよく食べる地方といえば沖縄です。沖縄の人は昔からゴーヤを日常的に食べているためか、長寿の人が多い傾向にあります。ゴーヤは独特の苦味があるので苦手な人も多い野菜ではありますが、まさに「良薬、口に苦し」といった感じで、健康には非常に良いのです。

ゴーヤはスーパーフードとして全国的に知られており、海外でもその成分の研究が行われるほど、注目されています。ゴーヤはがん細胞の98%を強制的に死滅させたというデータもあり、食べ続けることで健康効果が期待できると言われています。

ゴーヤの栄養成分

ゴーヤには豊富な栄養素が含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変わる栄養素ですし、その他にもビタミンB6やビタミンC、ビタミンKなど、ビタミン群が豊富です。また、他にも鉄分やカルシウムなどのミネラルも含まれているので、バランスよく栄養を摂取することができます。

ビタミンCはレモンの約2〜4倍、トマトの約3〜5倍と非常に含有量が多く、鉄分もほうれん草の2〜2.5倍ほど。カルシウムに至っては、牛乳のなんと約14倍も含まれているというから驚きです。

また、ゴーヤ特有の成分「モモルデシン」は、胃の働きを助ける効果が期待できます。

特に食物繊維は豊富に含まれます!

ゴーヤに含まれる栄養素の中でも、特に注目すべきは「食物繊維」です。犬も体調によって消化機能が低下してしまうことがありますが、そんな時にゴーヤを食べさせることで、胃腸の働きを補助してくれるでしょう。

ゴーヤに含まれる食物繊維は、セロリの約30倍とされています。消化を助けるのにうってつけの食品なので、犬におやつとしてこまめに与えてあげてもといいでしょう。ただ、食べすぎると消化不良を起こしてしまう可能性があるので、ひとかけ程度にとどめるようにしましょう。

また、食物繊維が多い分満腹感が得られるので、与えすぎるとドッグフードなどの主食を食べなくなってしまうこともあるので要注意です。

メロンやすいかでアレルギーを起こしたことがある子は要注意!

ゴーヤは犬の体にも良いものではありますが、体質によっては悪影響を及ぼしてしまうことがあるので注意しましょう。ゴーヤは瓜科の植物なので、瓜科の野菜やフルーツにアレルギーを持っている犬に与えてはいけません。

例えばメロンやスイカにアレルギーを持っている犬が食べてしまうと、口や目の周りが腫れ上がったり、発疹ができたりする場合があります。下痢や嘔吐などの症状が出ることもあるので、注意してください。そのような症状が出てしまった場合には、すぐに病院に連れて行き、獣医師に「ゴーヤを食べた」と伝えて診断を待ちましょう。

生で食べさせても良いの?

 

人間と同じように犬の体にも良いとされるゴーヤですが、どのようにして与えればいいのでしょう。ゴーヤは人間が食べる場合、基本的に加熱をしますが、犬にとってはどうなのでしょうか。生で食べさせるほうが手間はかかりませんが、やはり犬にとっては負担があるようです。

生でも食べれますが、できれば加熱しましょう

結論から言えば、犬はゴーヤを生で食べることは可能です。特に気にするそぶりがなければ、そのまま与えてもいいでしょう。しかし、できれば生で与えてあげましょう。犬はゴーヤを生でも食べることはできますが、野菜の消化が苦手なので、消化不良を起こす可能性があります。

また、ゴーヤの種を消化することができないので、ワタを一緒に取り除いてから与えるようにしましょう。犬は味覚の中で苦味を最も嫌い、毒物と判断するので、苦味の強い生のゴーヤは食べてくれないことも。茹でることで少し苦味が緩和されるので、可能であればやはり茹でてあげた方がいいでしょう。

完熟ゴーヤなら甘くておやつ代わりにも

苦味を嫌ってゴーヤを食べない犬の場合には、完熟のゴーヤを与えてみるといいでしょう。基本的にゴーヤといえば緑色ですが、完熟ゴーヤは黄色です。また、切ってみると、種の付近がドロドロになっています。この部分は甘みがあるので、苦いのが嫌いな犬でも抵抗なく食べることができるでしょう。

種は消化されずに出てくるので犬が飲み込んでしまってもさほど悪影響はありませんが、消化器官に負担をかけてしまうので、極力取り除いて与えましょう。完熟ゴーヤは緑のゴーヤと比較すると身の部分も甘みがあるので、犬も比較的食いついてくれるはずです。

黄色い完熟ゴーヤは緑のゴーヤと比較すると苦味が少ないので、苦いのが嫌いな犬でも食べやすいのがメリットです。「完熟ゴーヤ」を扱っているお店は少ないですが、緑のゴーヤを買ってしばらく置いておくと熟して黄色くなってくるので、色が変わるのを待って与えてあげるといいでしょう。

 

まとめ

今回は「犬にゴーヤを与えてもいいのかどうか」ということについて紹介してきました。ゴーヤには栄養が豊富に含まれているので、人間が食べるのはもちろん、犬に食べさせて体を健康的に保つのにも有効な食品です。

ゴーヤを定期的に与えて、犬の体の健康維持に役立てましょう!

facebook twitter LINE

関連キーワード