スナックタイプ、ウエットタイプ、ガムタイプ、などなど犬のおやつにもたくさんの種類があります。がしかし、おやつって何を与えればいいの?与えすぎても大丈夫なの?と疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな方のために、愛犬におやつをあげる際の正しい選び方、注意すべきことをまとめました。
なぜおやつを与える必要があるの?
そもそも犬におやつを与える必要があるのか?という声も聞こえてきそうですが、結論から言うと、必要ではありません。毎日きちんと必要な栄養と水分を与えていれば全く問題ありません。では、なぜ与える必要があるのか?
・しつけ、コミュニケーションに役立つ
犬も人と同じで、何かうまくいった時にご褒美をもらうと嬉しいと思います。特に犬は飼い主から褒めてもらえたと思うとすごく嬉しいと感じ、同じことをして褒めてもらおうとします。そのため、しつけをしたり、トレーニングをするときに、何かに成功したらご褒美としておやつをあげるのはとても有効でしょう。
・栄養補給
犬種やライフステージによっては、普段のドッグフードだと十分に栄養を補えていない場合があります。その場合、おやつとして与えることで不足している栄養を与える場合があります。
おやつを与える時の注意
おやつをあげる時、主に注意すべきことは、量と回数、与えるタイミングです。
犬のおやつの適切な量と回数は?
当然犬にも、1日に適切な摂取カロリーというのは決まっています。それを下回るのも、上回るのも、良いとはいえません。
おやつの適切な量としては、1日にその犬に必要な摂取カロリーの10%ほどがよいでしょう。そのカロリー内であれば、回数は何回与えてもかまいません。
ただし、犬は何度もご褒美をもらった方が嬉しいと感じるので、少ない量でたくさん与えてあげる方法をおすすめします。
与えるタイミングは?
おやつを与えるタイミングはとても重要です。タイミングを間違えると、愛犬がわがままになってしまったり、ご飯を食べなくなる可能性があります。
与えてはいけないタイミングは大きく分けて2つ。1つは、ご飯の前です。ご飯の前に与えてしまうと、ご飯を食べなくなって栄養が偏ってしまいます。少なくともご飯の時間の2時間以内は与えないようにしましょう。
2つ目は、愛犬がわがままでねだっている時です。必ず、ご褒美として与える習慣をつけていないと、吠えたらいつでもおやつをくれると思ってしまったり、わがままを言えばくれると思ってしまうと、だんだんわがままになってしまい、自分の方がえらいと思い込んでしまいます。
必ず、与える時は何かのご褒美のあとにしましょう。
まとめ
いかがでしょうか?おやつは必ずしも必要というわけではありません。けれど、与えるタイミングと量を間違えなければしつけをしたり、良い関係性を作る上で、とても役にたつでしょう。
もしも、しつけや関係づくりで困っているのであれば、ぜひおやつを与えてみてください。
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